皆さんこんにちは!
松丸、更新担当の中西です。
「一度乗ってみたいけど、何をどう準備すればいいの?」そんな声に、船長目線と乗船者目線の両方から、はじめの一歩を丁寧にガイドします。これさえ読めば“わからない”が“楽しみ”に変わるはず。
1|遊漁船は2タイプ:乗合と仕立て(チャーター)
• 乗合:1人から参加OK。定員まで相乗り。コスパ◎。初回はおすすめ。
• 仕立て:グループ貸切。自由度が高く、初心者向けのレクチャーを受けやすい。家族・同僚・仲間内でワイワイ派に最適。
選び方のヒント: – 初めて&少人数なら乗合。費用を抑えつつ雰囲気がわかる。 – 記念日・社内イベント・子連れなど配慮が必要なら仕立て。行程を無理なく設計できる。
2|予約のコツ:日程・ターゲット・天気・潮をセットで考える
• 日程:仮押さえ→天気予報→最終確認の3ステップ。直前予約は埋まっていることも
• ターゲット:季節の主役(例:春はノッコミ真鯛、秋は青物など)を船の釣果情報やSNSで確認。
• 天気:風向・風速・波高をチェック。穏やかな日は“はじめて日和”。
• 潮:初心者は緩めの潮回りがやりやすい。強潮は仕掛けトラブルが増えがち。
3|当日の流れ:集合〜帰港まで
1. 集合/受付(出船60〜30分前)…乗船名簿記入・料金支払い・乗船説明。
2. 乗船/安全説明…ライフジャケット着用・移動時の姿勢・キャビン内の注意。
3. ポイント移動…荷物固定。船首側は揺れやすいので初心者はミドル〜船尾が◎。
4. 実釣…船長の合図で開始。お祭り(ライン絡み)が起きたら焦らず声掛け。
5. 帰港/片付け…デッキ洗い・ゴミ分別・釣果撮影。次回予約もここで。
4|持ち物チェックリスト
必須 – ライフジャケット(桜マーク推奨) – レイン/防寒ウエア(波しぶき&体感温度対策) – 防滑シューズ/長靴 – 帽子・サングラス – 飲料(夏はスポドリ+水)/軽食 – 酔い止め(前日就寝/当日朝に) – クーラー(氷/保冷剤)
あると最高 – ネックゲイター・日焼け止め – タオル複数/ウェットティッシュ – 予備仕掛け/スナップ/リーダー – ジップ袋(魚の保存/小物整理) – カメラ/スマホ予備バッテリー
5|マナー&トラブル回避
• 挨拶と声掛け:お祭り時はすぐ「巻きます/出します/入れます」の声。
• タバコ/ニオイ:指定場所で。食事中の周囲配慮。
• 場所取り:船長指示に従う。無断移動はトラブルの元。
• フック管理:むき出し禁止。移動時は必ずフックキーパーへ。
6|船酔いゼロ計画
• 前日:睡眠/飲酒NG/油っぽい食事控えめ。
• 当日:空腹も満腹も×。酔い止めは出船30分前に。
• 実釣中:遠くの水平線を見る/しゃがまない/スマホ長見しない。
7|“はじめて”のあるある失敗例と対処
• 仕掛けが底立ちしない→重さUP&着底→即2巻きの習慣。
• 巻き上げ中のバラシ→ドラグ調整&一定速度で。追いアワセ禁止。
• 竿を船縁に置く→転落/破損の元。常にホルダーへ。
8|まとめ:まずは“やさしい日程”から
穏やかな海況&レンタル対応の船を選び、安全第一+小さな成功体験を積みましょう。1枚の真鯛、1本のタチウオ、1パイのアオリ…その手応えはきっと忘れられない思い出に。次回は春の主役を深堀りします!